共に作ろう!
人とロボットによるイノベーションのある未来
「Future Lab HANEDA(フューチャー・ラボ・ハネダ)」は、
川崎重工ロボットディビジョンが運営するロボットの実証実験施設です。
従来の公開施設とは違い、一般の人や研究者、企業関係者などがロボットと触れ合い、
ロボットを学び、活用し、その進化を促そうとするオープンイノベーションの場です。
川崎重工はロボット技術で社会課題を解決するため、新たな挑戦をしていきます。
Future Lab HANEDA 2つのエリア
AI_SCAPE (アイスケープ)
ロボットレストランの実証実験施設
YouComeLab (ユーカムラボ)
ロボットの研究開発への活用の場
AI_SCAPE(アイ・スケープ)
調理や配膳など、レストランの作業をすべてロボットで行う実証実験スペースです。
ここで協働ロボットの作業時間や動作範囲など、実装に必要な各種データの収集を目的としています。
AI_SCAPEでは、日本や世界各地で採れた厳選された食材を使用した、ロボットが調理することを前提にしたメニューを提供します。
また、ロボットフレンドリーな専用家具を製作するなど、人とロボットが共生するための空間となっています。食事体験は1,500円で提供しております。
コック「RS007L」
冷凍された食材を解凍するところから盛り付けまでを各1台でこなします。注文された料理(ご飯、パン、パスタ)よって異なる解凍時間のボタンを押したり、湯煎後にレトルト食品の袋についたお湯を振り落としたり、袋を切って中の具材をカップにそそぐ動作など、実に細かい技を見せます。
ドリンクサーバー「duAro2」
ドリンクコーナー担当は、人共存型双腕スカラロボット「duAro2」。自動飲料機にカップをセッティングしてメニューボタンを押し、ドリンクをお客様に提供します。
2本の腕はそれぞれ重さ3kgまでのものを持ち上げることが可能で、産業分野では電気・電子部品のハンドリングなどを担っています。
ウェイター「Nyokkey」
料理の載ったトレーを受け取り、配膳・下げ膳・清掃を担うのは自走式ロボット「Nyokkey」。液晶ディスプレイには、さまざまな顔の表情が映し出されます。2本の腕にはそれぞれ6つの軸があり、あらゆる動きを実現できます。先端にはグリップ式のハンドを装着。走行は4輪で、前輪2つはモーター付き、後輪2つはオムニタイヤになっています。600ワットのリチウムイオン電池2つで稼働、ランチまたはディナー営業中のバッテリー交換が不要です。
メニューは3種類
メニューは3種類。神戸の調理食品メーカーのMCCとのコラボカレーや、
オリジナルメニューを提供しています。
メニュー・営業日はAI_SCAPE公式サイトにてご確認ください
AI_SCAPE ギャラリー
YouComeLab(ユーカムラボ)
ヒューマノイドロボット「Kaleido」や、自走式ロボット「Nyokkey」など、開発中のロボットも含めた最先端のロボットを設置し、スタートアップや研究機関が開発したプログラムを実証することができます。
羽田空港に隣接したFuture Lab HANEDA内にオープンな実証の場を設けることで、気軽に何度でもプログラムを試すことができ、ロボットの社会実装が進むことが期待されます。
サービスロボットプラットフォーム「Nyokkey」
人口の減少が進む日本では、これまで製造業など一部の業界でしか利用されてこなかったロボットが、サービス業界でも活用されることが予想されます。
「Nyokkey」は人と働くことを想定して、人と同じように移動し、2本の腕で作業をこなす。飲食店における配膳・下げ膳などのフロア業務、清掃や警備などのビル管理業務、見守りなどの介護サポート業務などさまざまなシーンへ適用を想定しています。
アクセス・営業時間
アクセス
住所 | 東京都大田区羽田空港1-1-4 羽田イノベーションシティ D棟2階 |
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電車 | 京浜急行電鉄空港線・東京モノレール「天空橋」駅直結 |
営業時間・施設概要
営業時間 (レストラン・ショップ) | 11:00 – 14:00、16:00 – 19:00 ※ 営業時間終了の30分前がラストオーダーとなります。 ※ お支払いは主要クレジットカードとPayPayのみ対応しております。 |
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定休日 | 水曜日、年末年始 ※ 祝日の場合は営業、翌平日が定休日となります。 ※ 実証実験の場である特性上、営業時間及び定休日は予告なく変更する場合があります。お越しになられる前にご確認下さい。 |
面積 | 約222㎡ |
設置ロボット | 自走ロボット「Nyokkey」 双腕スカラロボット「duAro」 小型汎用ロボット「RS007L」 ※ 今後、設置内容を随時更新します。 |