ソーシャルロボット「Nyokkey(ニョッキー)」を用いた物販コーナーを開始しました。

Nyokkey物販コーナー
Nyokkeyは、人と同じ空間で活動することを想定して開発されたセミヒューマノイドロボットです。
製造業の現場で活躍してきたロボット技術をベースに、案内や接客、搬送など、サービス分野での活用を見据えた汎用プラットフォームとして開発しています。
物販コーナーでは、来場者がタブレットから欲しい商品を注文すると、Nyokkeyが対象商品を取りに向かいます。Nyokkeyが商品を探す際は、陳列台上部に設置された3Dカメラが位置情報を取得し、その情報をもとに
適切な位置まで自律移動します。商品をピックアップして会計スタッフに手渡すまでをNyokkeyが担当します。
位置決め機構を使用しない陳列において商品を正確にピックアップすることは、移動型ロボットにとって難易度が高い動作ですが、棚の上に固定した3Dカメラによって棚基準の高精度な位置情報を把握できるビジョンシステムを採用し、ロボット自身も移動のたびに位置を確認・補正することで、カメラとロボットの認識のずれを防ぎ、位置決め不要で安定したピックアップを実現しています。

Nyokkeyが商品を把持する様子
この仕組みにより、人と同じ環境でロボットが働く姿を実現。来場者は、ロボットが身近な存在として
活躍する「未来の買い物体験」を体感できます。
Kawasaki Robostageでは、昨年11月のリニューアルオープンよりNyokkeyを導入し、生成系AIにより応答文を生成しコミュニケーションする機能を展示・実証実験しています。今回の物販システムの導入により、
役割の異なる2台のNyokkeyが稼働することになり、人とロボットが共存する社会をイメージしていただくことが狙いです。
8月にオープン10周年を迎えるKawasaki Robostageでは、2026年を10周年イヤーとし、
今回の物販コーナーへのNyokkey導入をはじめ、様々なイベント/企画展示を計画しています。