2024年8月23日(金)、当社の西神戸工場にて、物流関連企業様を対象にした「ロボットによる物流ソリューション」をご紹介する内覧会を開催しました。 今回の物流内覧会は午前・午後の二部制で開催しましたが、予想を超える多くの方からご応募いただいたため、残念ながら抽選でお断りさせていただいた方もいらっしゃいます。この場を借りてお詫びするとともに、次回開催も計画しておりますので、また参加をご検討いただけると幸いです。
さて、今回の物流内覧会。まず当社ロボット工場の会議室(ホール)にて、会社・事業紹介と物流業界向けロボットソリューションの概要をご説明しました。 当社のロボット事業は、1969年に国産初の産業用ロボットの生産を開始して以来、自動車業界や電機・電子業界をはじめとするさまざまな業界向けに、溶接、組立・ハンドリング、塗装、パレタイズ用など多数の高品質・高性能のロボットを開発・供給しています。 最近では医療現場向けの手術支援ロボットを手がけるなど適用分野を拡大していますが、物流業界でも労働力不足への対応から自動化ニーズが高まっており、当社でもロボットによるパレタイズ・デパレタイズのソリューションやデバンニングロボット“Vambo”を開発し、既に様々な物流現場で導入いただいております。
プレゼンでの説明後、内覧会の参加者の皆様には工場内にある国内最大規模のロボットショールームへ移動していただき、産業用ロボットの代表格である溶接ロボットや塗装ロボット、工程間搬送を実現する自走式ロボット“TRanbo”などをご覧いただきました。
そして、物流ソリューションのコーナーへ。
超重量可搬ロボットがビール瓶のケースを一度に9つもパレットから持ち上げるデモンストレーションを目の前にした皆様からは驚きの声があがっていました。
また、AIビジョンを搭載したデバンニングロボットのVamboが高速オプション追加により、1時間400~800個のケースをコンテナから荷降ろしする様子や、カメラによりケースのサイズや形状を把握しデパレタイズを行うデモンストレーションをご覧いただきました。
最後に、会議室に戻りQAセッションへ。
参加者の皆様からは「ケース(箱)の形状や状態はどこまで許容できるのか?」「AIの精度は?」など、たくさんのご質問があがり、当社の営業担当や技術担当が一つ一つ対応させていただきました。
物流内覧会は、午前の部・午後の部ともに盛況のうちに締めくくることができました。
晴天に恵まれたとはいえ30度を超える猛暑のなか、ご参加いただいた方、どうも有難うございました!