デパレタイズ

デパレタイズロボットとは、パレット上に積載されたケースや荷物を取り出し、コンベアや次工程へ供給するロボットです。

物流センターや製造工場の入荷工程では欠かせない作業ですが、重量物の繰り返し搬送や多品種への対応が必要となるため、多くの人手と時間を要します。デパレタイズロボットは、この工程を自動化することで、人手不足の解消や作業負荷の軽減、生産性向上に貢献します。

物流現場では、入荷される荷物の種類や形状が多様化しており、従来の自動化設備だけでは対応が難しいケースが増えています。特に以下のような課題があります。

  • 混載パレットへの対応
  • 人手不足と労働負荷
  • 品種追加時の自動化設備の運用負荷が増加
  • EC市場の拡大や物流量の増加に対する処理能力

物流現場では、このような課題を解決する高い処理能力を有するデパレタイズシステムが求められています。

川崎重工のデパレタイズソリューションは、AI×3Dビジョンと高速ロボットを組み合わせた物流向け自動化システムです。混載パレットへの対応、高速処理、省人化を実現します。

AI×3Dビジョンによる混載認識

独自のAIと3Dビジョン技術により、サイズや配置が異なるケースを高精度に認識します。単載だけでなく、混載パレットにも柔軟に対応し、物流現場の多様な荷姿に対応可能です。

マスターレスで品種追加が容易

事前に個別のワーク情報を登録する必要がなく、多様なケースを認識できます。新商品の追加や荷姿の変更が発生しても、プログラム作成やティーチング工数を大幅に削減できるため、運用負荷の軽減につながります。

高速処理による生産性向上

高性能ロボットと最適なシステム設計により、最大750ケース/時間の処理能力を実現します。物流センターや製造現場の入荷工程において、高い処理能力と安定稼働で生産性向上を支援します。

導入事例:重量物の荷降ろし作業を自動化し、現場の身体的負荷を軽減(松浦梱包輸送株式会社)

松浦梱包輸送株式会社では、労働力不足や作業者の身体的負荷軽減といった課題に対応するため、川崎重工業の「デパレタイズソリューション」を導入しました。

川崎重工は単なるハードウェアの提供に留まりません。

  • 高い生産性を誇るロボット
  • オープンなアーキテクチャで柔軟なカスタマイズ
  • 技術に縛られない設計思想

単なる保守ではなく、ロボットの一生「導入 → 稼働 → 整備 → 更新」までをフルカバーする総合サポート体制を整えています。
さらに、全国サービス拠点・24時間ヘルプデスクなど、「いつでも頼れる体制」が整っており、導入後も安心して運用し続けられます。

デパレタイズロボットを導入するとどのような効果がありますか?

パレット上の荷物取り出し作業を自動化することで、省人化、作業者負担の軽減、生産性向上につながります。人手不足対策としても有効です。

混載パレットにも対応できますか?

対応可能です。川崎重工独自のAI×3Dビジョンにより、サイズや形状の異なるケースを認識しながら取り出すことができます。

新しい商品が追加された場合、再設定は必要ですか?

従来のシステムではワーク登録やティーチングが必要になるケースがありますが、川崎重工のデパレタイズソリューションはマスターレス運用を目指しており、品種追加時の工数削減に貢献します。

どのようなケースに対応できますか?

段ボールケースを対象としており、サイズ条件の範囲内でさまざまなケースに対応できます。詳細な対応可否はワーク仕様に応じて確認いたします。

処理能力はどのくらいですか?

標準構成で最大750ケース/時間の処理能力を実現します。ワーク条件やレイアウトによって実際の処理能力は変動します。

導入前に検証できますか?

可能です。対象ワークやレイアウト条件を確認し、最適なロボット機種、ハンド構成、ビジョンシステムをご提案します。

他社システムとの違いは何ですか?

川崎重工は、

  • AI×3Dビジョンによる混載認識マスターレス運用
  • ティーチレスによる導入工数削減
  • 最大750ケース/時間の高い処理能力
  • 全国サービス網によるサポート体制

を強みとしており、導入から運用まで安心してご利用いただけます。