デバンニング

デバンニングロボットは、コンテナやトラックに積載された荷物を取り出し、物流拠点や倉庫内へ搬送するロボットです。

近年の物流需要の拡大に伴い、コンテナ荷降ろし作業の現場では人手不足が深刻化しています。また、荷物の重量化や混載貨物の増加により、作業者への身体的負担や作業時間の長期化も課題となっています。デバンニングロボットは、こうした荷降ろし作業を自動化し、省人化・作業負荷軽減・物流効率向上を実現するソリューションです。

物流現場では、コンテナからの荷降ろし作業において、労働環境や人材確保、作業効率などさまざまな課題を抱えています。

  • 荷降ろし作業は重労働であり、作業者の確保や定着が難しい
  • 夏場の高温環境や冬場の低温環境の中で、重量物を繰り返し搬送する必要がある
  • サイズや形状の異なるケースが混載されており、自動化が難しい
  • 外部業者へ依頼する場合はコストが高く、作業品質や作業時間にもばらつきが発生する
  • 荷受け場所や作業エリアが変わる現場では、固定設備による自動化が難しい

そのため物流現場では、柔軟性と高い処理能力を兼ね備えた自動化ソリューションが求められています。

川崎重工のデバンニングロボット「Vambo」 は、ロボットアームとAGV(無人搬送車)を組み合わせた独自構造により、さまざまな物流現場に対応します。

自律走行による柔軟な運用

Vamboは無軌道AGVを採用しているため、レールや固定設備が不要です。コンテナの位置や荷受け場所が変わる現場にも柔軟に対応でき、レイアウト変更や設備移設の負担を大幅に軽減します。

混載コンテナにも対応

3次元ビジョンシステムにより、サイズや形状の異なるケースを認識。混載された荷物の位置を判断しながら荷降ろしを行うため、多様化する物流現場にも対応できます。

独自ハンドによる高い処理能力

独自開発したハンドにより、さまざまなサイズのケースを把持できます。さらに複数ケースの同時搬送にも対応し、最大600ケース/時間の高い処理能力を実現。物流センターや配送拠点の生産性向上に貢献します。

川崎重工は単なるハードウェアの提供に留まりません。

  • 高い生産性を誇るロボット
  • オープンなアーキテクチャで柔軟なカスタマイズ
  • 技術に縛られない設計思想

単なる保守ではなく、ロボットの一生「導入 → 稼働 → 整備 → 更新」までをフルカバーする総合サポート体制を整えています。
さらに、全国サービス拠点・24時間ヘルプデスクなど、「いつでも頼れる体制」が整っており、導入後も安心して運用し続けられます。

デバンニングロボットを導入するとどのような効果がありますか?

コンテナ荷降ろし作業の自動化により、人手不足の解消、作業者負担の軽減、作業品質の安定化が期待できます。また、長時間の重労働から作業者を解放し、安全性向上にも貢献します。

どのような荷物に対応できますか?

ケース品を中心に、サイズや形状の異なる荷物にも対応できます。3次元ビジョンシステムにより、混載されたケースを認識しながら荷降ろしを行います。

固定設備の工事は必要ですか?

VanboはAGVを活用した自立走行型システムのため、大規模なレール敷設や固定設備工事を必要としません。既存物流施設への導入もしやすい構成です。

現場レイアウトが変わる場合でも運用できますか?

無軌道AGVを採用しているため、荷受け場所やコンテナ位置の変更にも柔軟に対応できます。他社とトラックバースを共有している現場などでも運用しやすいのが特長です。

どのくらいの作業能力がありますか?

独自開発のハンドにより複数ケースの同時搬送が可能で、条件によっては最大600ケース/時間の荷降ろし能力を実現します。

導入前に検証は可能ですか?

ワークやコンテナ条件に応じて、導入前の評価や適用確認が可能です。実際の荷姿や運用条件に合わせた最適なシステム構成をご提案します。