プレフィルドシリンジセミナー2024 出展レポート

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川崎重工は、2024年9月10日~11日に開催されたPDA製薬学会主催の「プレフィルドシリンジセミナー2024」において、医薬ロボットやラボオートメーションシステムをメインに企業ブースを出展しました。本セミナーは、「コンビネーション製品の明日」をテーマに、医薬品と医療機器を組み合わせたコンビネーション医薬品に関連する専門家たちによる講演が行われ、多くの製薬メーカーや医薬品関連企業が参加しました。 川崎重工は、唯一のロボットメーカーとして出展し、VHP滅菌対応のMCシリーズや組み換え自由なラボオートメーションシステムを紹介しました。これにより、多くの出席企業の方々と情報交換を行うことができました。

出展ブース
ラボオートメーションシステムとMSシリーズのコンテンツを配置

出展内容

  1. VHP滅菌対応MC/MSシリーズ

・VHP(過酸化水素蒸気)滅菌に対応したロボットシステムで、医薬品の製造プロセスにおける高い衛生基準を満たすことができます。
・高い精度と信頼性を持ち、製薬業界における自動化のニーズに応える製品です。

  1. ラボオートメーションシステム

・組み換え自由なモジュール設計により、さまざまな実験や製造プロセスに対応可能なシステムです。
・効率的な作業フローを実現し、研究開発や製造のスピードアップに貢献します。

ラボオートメーションシステムの紹介ページはこちら

セミナーの様子

このカンファレンスでは、コンビネーション製品に関わる専門家による講演が行われ、製薬メーカー、医療機器メーカー、医薬品受託会社など、多岐にわたる企業が参加しました。コンビネーション医薬品の製造や開発に関わる新たな技術は、業界の発展に大きく寄与するものであり、セミナー参加者たちはその技術や規制動向について深い関心を持っていました。2日間にわたるカンファレンスは、大変な盛況のうちに幕を閉じました。

まとめ

プレフィルドシリンジセミナー2024は、医薬品と医療機器の融合による新しい治療法の可能性を探る貴重な機会となりました。川崎重工は、唯一のロボットメーカーとして出展し、多くの企業と情報交換を行うことで、今後のビジネス展開に向けた重要なステップを踏み出しました。今後も、医薬ロボットやラボオートメーションシステムの開発を通じて、医薬品業界の発展に貢献していきます。

ラボオートメーションシステムの説明をする様子