ROBO CROSSが持つ2つの役割(①ロボットシステムのインテグレーション効率化 ②データ活用による新たな価値創造)を、ユースケースで説明します。
USECASE
- ロボットシステムのインテグレーション効率化
- データ活用による新たな価値創造(例:製造現場、飲食店、ヘルスケア分野、物流分野)
ロボットシステムのインテグレーション効率化
ー データ検索(例えばグリッパの選定の場合)
従来のシステムアップ
対象ワークに応じて様々なハンドを選定あるいは設計、
実機にて試行錯誤
ROBO CROSS
豊富なデータベースから、実績ベースで検索
ー システム全体の設計
従来のシステムアップ
ロボットと周辺機器の連携動作調整を実機で長時間実施
ROBO CROSS
過去実績の中から類似するシステムを検索することで設計を効率化。仮想空間でシステム全体の動作を確認
このようにROBO CROSSでは、データや仮想空間を活用することで、ロボットシステムのインテグレーション効率化に大きく貢献し、これまでシステムアップに要していた手間や時間を大幅に削減することができます。
データ活用による新たな価値創造
ー 製造現場のユースケース
- ロボットが生産ラインの情報を収集
- エラー発生時に遠隔で原因究明や復旧をサポート
- 複数の現場を統合的に管理
- 継続的に生産ラインの改善を提案
ー 飲食店のユースケース
- ロボットがオーダー情報を収集
- 次のオーダーを予測して料理の下準備
- こまめに食材を管理することでフードロスを低減
ー ヘルスケア分野のユースケース
- ロボットが一人一人の健康状態を収集
- 遠隔診察をサポート
- 介護サービスと連携して健康状態に合わせた食事をロボットが配達
- 健康維持に最適なコースを計画して、ロボットが一緒に散歩
ー 物流分野のユースケース
- ロボットが個々の荷物の状態を収集
- 倉庫管理システムとの連携でスペースの有効活用
- 物流管理システムとの連携で荷物を詳細にトラッキング
このようにROBO CROSSに収集されたデータを活用することで、全体最適化や個々の状況に応じた細やかな対応など、最終ユーザーにとって有益なサービスを提供することができます。