2019/09/30
川崎重工業株式会社ロボットビジネスセンターでは、ロボットと人が共存する社会の実現を目指し、ロボットの社会実装を推進する、官民様々な取り組みに参画しています。今回のe-Newsでは、未来のロボット人材である子どもたちへの教育に関連した活動をご紹介します。
東京都主催「Tokyo Robot Collection」との連携
東京都が推進する実証事業「Tokyo Robot Collection」の一環として8月21日(水)~23日(金)に東京・竹芝で開催された「竹芝夏ふぇす」において、当社はロボットの操作体験を実施しました。
同イベントは、”街全体のロボット実装化に向けた実証実験の場”として開催。調理ロボットやコミュニケーションロボットなどと並び、当社は、小型の産業用ロボットである「RS003N」の操作体験教室を行い、3日間20名に参加頂きました。参加した子どもたちは、工場などのものづくりの現場で活躍する産業用ロボットの種類について学ぶとともに普段目にする機会の少ない産業用ロボットの操作に熱心に励んでいました。
Tokyo Robot Collection とは?
東京オリンピック・パラリンピック(東京2020大会)を史上最もイノベーティブな大会とするために東京都が実施している実証事業です。都内の様々なフィールドにおいて人間と共存しつつサービスを提供するロボットの活用を実証することで、東京の課題解決に向けた新しい社会実装モデルを形成するとともに、ロボット分野等の先端テクノロジーのPRを行うことを目的としています。
Kawasaki Robostageでの夏休みイベント開催
東京・お台場にあるロボットのショールーム「Kawasaki Robostage」で、7月20日(土)~8月25日(日)までの夏休み期間中に、小学生向けロボット操作体験イベント「カワサキロボットエンジニアになろう!」を開催しました。
2020年度からの小学校教育におけるプログラミング必修化など、ITスキルやプログラミング力へ注目が高まる中、開催2年目となった本イベントでは、予約が取れない日もあるほどのご好評を頂きました。計14日間の開催で延べ123人の小学生がロボットの種類や動く仕組みを学び、ロボット操作を体験しました。
Kawasaki Robostageでは、人共存型双腕スカラロボットの「duAro」をはじめ、見て・触れて体感できるロボットを常設しております。ぜひ一度足をお運びください。また、今後も様々なイベントを企画しております。
新着情報は下記のウェブサイトをご覧ください。