鋳造・鍛造産業では製品の付加価値向上のため、軽量化、形状複雑化など鋳造・鍛造技術のさらなる向上が求められています。また、グローバル化の中で更なる生産性向上と人手不足に対応するため、ロボットによる自動化が不可欠になってきています。
カワサキロボットは、注湯、鋳物の取出し、スプレー、バリ取りなど、過酷な環境下でのロボット化を可能にします。
適用用途
ハンドリング
「ハンドリング」は材料、部品、製品などをある場所から別の場所に移動させる作業で、製造業に限らずほとんどすべての産業で使われている作業です。
小物部品の高速搬送や、人では持てない重量物ハンドリングなど、多くの分野で産業用ロボットが最も多く使われている作業です。
ロード・アンロード
「ロード・アンロード」はNC工作機械などへ部品を供給し、加工終了後に取出す作業で、機械産業では欠かせない工程です。また、鍛造機械やプレス機械への加工材料の出し入れもロード・アンロードに入ります。
研磨・バリ取り
「研磨・バリ取り」は、鋳物製品や鍛造製品の表面や溶接後の表面の出っ張り(バリ)を除去する作業です。
グラインダーなどでバリを削り取る3Kの代表的な作業ですので、ロボットが活躍する適用です。