ハンドリング

ハンドリングはあらゆる工程で必要な作業です。カワサキのハンドリングロボットは可搬質量3kgから1,500kgまでラインアップし、小物部品から重量物まであらゆるハンドリングに対応します。また、高速動作性能はサイクルタイムを短縮し、生産性を向上させます。コンベア同期、衝突検知などハンドリング作業に有効な様々なオプションも揃えております。

製造現場では材料・部品・製品の搬送作業が日常的に発生しますが、人手不足や重量物作業による身体的負担、安全性の確保、生産性向上への要求など多くの課題を抱えています。

  • 人手不足を補う自動化能力
  • 重量物を安全に搬送する高可搬性能
  • 多品種生産に対応する柔軟性
  • 生産性向上につながる高速動作
  • 品質を安定化する高精度な搬送性能

これらを実現することがハンドリング適用には必要です。

川崎重工は、スリムで干渉の少ない中空アーム構造や高い信頼性で、多くの現場から高評価を得ています。

小物部品から重量物まで幅広く対応
川崎重工のハンドリングロボットは、可搬質量3kgから1,500kgまでの幅広いラインアップを揃えています。小型部品の搬送はもちろん、大型設備部品や重量製品の搬送まで、さまざまな現場に最適なロボットを選択できます。

高速・高精度な搬送で生産性を向上
高速動作性能により搬送時間を短縮し、生産ライン全体の効率向上に貢献します。また、ロボットなら常に同じ動作を繰り返せるため、人手によるばらつきを抑え、安定した品質と生産性を実現します。コンベア同期などの機能にも対応しています。

多様な自動化システムと連携可能
単体の搬送作業だけでなく、ビジョンシステムや周辺設備との連携により、工程間搬送や仕分け、組立工程への部品供給など幅広い用途に対応できます。将来的なライン拡張や自動化範囲の拡大にも柔軟に対応可能です。.

適用例

導入事例
メイコー社員 谷次 吉松

RSシリーズで実現する「基板投入・取出し」工程の自動化(株式会社メイコー)

のろかき作業を遠隔化

職人技を守りながら木工ミルワーク工程をロボットで自動化(Fabbrica Unique)

カード印刷の設置・回収を協働ロボットで自動化(株式会社研美社)

川崎重工は単なるハードウェアの提供に留まりません。

  • 高い生産性を誇るロボット
  • オープンなアーキテクチャで柔軟なカスタマイズ
  • 技術に縛られない設計思想

単なる保守ではなく、ロボットの一生「導入 → 稼働 → 整備 → 更新」までをフルカバーする総合サポート体制を整えています。さらに、全国サービス拠点・24時間ヘルプデスクなど、「いつでも頼れる体制」が整っており、導入後も安心して運用し続けられます。

Q1. ハンドリング作業に適したロボットを選定する際のポイントは何ですか?

A. 搬送対象や工程条件に応じて以下の項目を確認することが重要です。

  • 周辺設備との接続性
  • ワーク重量(可搬重量)
  • 搬送距離(リーチ)
  • タクトタイム
  • 設置スペース
  • ワーク形状や材質
  • 必要な精度・繰返し精度
Q2. 異なるサイズや形状のワークにも対応できますか?

A. はい、可能です。
適切なマテリアルハンド(エンドエフェクター)やビジョンシステムなどの周辺機器を組み合わせることで、サイズや形状の異なるワークに対応し、安定して搬送できます。また、多品種生産向けに品種切替を自動化することで段取り時間の短縮も可能です。

Q3. ワーク位置がばらついていても搬送できますか?

A. はい、ビジョンシステムを活用することで対応できます。
カメラでワーク位置や姿勢を認識し、ロボットが自動補正を行うため、

  • バラ積み部品をピッキングしてからハンドリング
  • ハンドリング中の位置ずれ補正

などにも柔軟に対応できます。

Q4. ハンドリング作業で使用される一般的なハンドにはどのような種類がありますか?

A. ワークに応じて様々なハンドを選択できます。

  • 吸着ハンド(真空パッド)
  • 2爪・3爪グリッパー
  • サーボグリッパー
  • マグネットグリッパー
  • クランプ式グリッパー
  • 食品向けソフトハンド

適切なハンド選定により、搬送品質やサイクルタイムの改善が可能になります。また、川崎重工では各種グリッパーやビジョンなどの周辺機器を取り揃えた「K-AddOn製品」を展開しており、お客様のワークや用途に応じた最適なハンドリングシステムの構築が可能です。

Q5. ハンドリング工程の生産性を向上させるポイントは何ですか?

A. ロボットの高速動作だけではなく、セル全体の最適化が重要です。
例えば、

  • 複数ロボットによる協調搬送
  • コンベアとの同期制御
  • 供給装置の最適化
  • AIやビジョンによる認識自動化

などを組み合わせることで、工程全体の処理能力向上が期待できます。

Q6. パレタイズやデパレタイズにも対応できますか?

A. はい、ハンドリングロボットの代表的な用途の一つです。
荷物のサイズや積付けパターンに応じて、

  • 段積み
  • 交互積み
  • 混載パレタイズ
  • バラ荷デパレタイズ

などに対応できます。
また、3DビジョンやAI技術と組み合わせることで、荷姿が不規則な場合でも自動化が可能です。詳しくは「パレタイズ」「デパレタイズソリューション」のページをご参照ください。

Q7. 立上げ期間を短縮する方法はありますか?

A. オフラインプログラミングやシミュレーションの活用が有効です。
事前に、

  • レイアウト検証
  • サイクルタイム検証
  • 干渉チェック
  • 動作シミュレーション

を実施することで、現地調整期間を短縮できます。

Q9. 設置スペースが限られていても導入できますか?

A. はい、ロボットの設置方法を工夫することで対応可能です。例えば、

  • 床置き
  • 壁掛け
  • 天吊り設置
  • 走行軸との組み合わせ

などにより、限られたスペースでもレイアウトの最適化が図れます。また、川崎重工では可搬質量3kgから1,500kgまで幅広いラインアップを取り揃えており、搬送物のサイズや重量、設置環境に応じて最適な機種を選定できます。そのため、省スペースセルから大型搬送設備まで幅広いハンドリング用途に対応可能です。

Q10. 人手による搬送作業をロボットに置き換えるメリットは何ですか?

A. 主なメリットは以下の通りです。

  • 人手不足対策
  • 省人化・省力化
  • 生産性向上
  • 品質の安定化
  • 重量物作業の負荷軽減
  • 労働災害リスク低減
  • 24時間連続運転への対応

特に製造現場では、安定した搬送品質と継続稼働による大きな効果が期待できます。