川崎重工は、東京・羽田のロボットオープンイノベーション施設「Future Lab HANEDA」内のロボットが調理・配膳を行うレストラン「AI_SCAPE」において、エム・シーシー食品株式会社(以下、MCC)とのコラボレーションにより、新メニューの提供を開始します。
MCCは神戸に創業した調理食品メーカーで、今年で創業100周年を迎えます。川崎重工が運営するAI_SCAPEは4月20日でオープン1周年を迎え、それぞれの節目を記念し、同じ神戸に創業した企業間のコラボレーションが実現しました。
AI_SCAPEでは、香味野菜のビーフカレーの提供を開始します。本ビーフカレーは、香味野菜(たまねぎ、にんじん、セロリ)を丁寧に煮出し、白ワインやハーブ、スパイスなど独自の香辛料を加えた、自然の風味豊かなブイヨンをベースに仕上げています。調味料の使用を可能な限り控え、素材の旨みを活かした、ワンランク上の大人のビーフカレーです。
今後、MCCとのコラボレーションメニューを順次展開していく予定です。
■AI_SCAPE(アイ・スケープ)
川崎重工が2022年4月に東京・羽田に開設した、調理・配膳などレストランの作業をすべてロボットで行うことを目標とした実証実験スペースです。ここではサービスロボットの作業や動作範囲など実装に必要な各種データーの採取を目的としています。また、ロボットが配膳しやすいロボットフレンドリーな家具をレイアウトすることで、人とロボットが共生する社会の実証実験を行います。
[営業時間]
11:00-14:00、16:00-19:00(それぞれ30分前ラストオーダー)
定休日:水曜日および年末年始等
■Future Lab Haneda
Website
■エム・シーシー食品株式会社
代表取締役社長: 水垣宏隆
本社住所:神戸市東灘区深江浜町32番
設立:1954年(昭和29年)1月
創業:1923年(大正12年)
従業員:304名(2022年4月時点)
事業内容:調理缶詰・レトルト食品・冷凍食品の製造・販売