船舶

造船業界

造船業界では大型鋼鈑や部品を扱うため、ロボットによる一般的に自動化は進んでいません。重工業メーカのカワサキは大型タンカーやLNG運搬船などの製造も行っているため、従来から大規模な厚板アーク溶接システム、船殻ブロックのアーク溶接システムなど、ロボットを使用した自動化システムに実績とノウハウがあります。

適用用途

組立

組立

「組立」は複数の部品を組み立ててコンポーネントや製品を作る作業で、機械産業や電子・電気産業をはじめ、あらゆる製造業の工程で行われている作業です。
小型精密部品や大型重量部品の組立など、様々な作業があります。

ハンドリング

ハンドリング

「ハンドリング」は材料、部品、製品などをある場所から別の場所に移動させる作業で、製造業に限らずほとんどすべての産業で使われている作業です。
小物部品の高速搬送や、人では持てない重量物ハンドリングなど、多くの分野で産業用ロボットが最も多く使われている作業です。

塗装

塗装

「塗装」は製品表面に塗料を塗布して塗膜を形成させて仕上げる作業です。
塗料材料はほとんどの場合、揮発性が高いため防爆型のロボットや塗装機器が使われます。

シーリング

シーリング

「シーリング」はシーリング材や接着剤などを塗布して、材料間の気密性を高めたり、隙間を埋める作業です。
乗用車や家電製品など多くの製品ででシーリングは行われています。

研磨・バリ取り

研磨・バリ取り

「研磨・バリ取り」は、鋳物製品や鍛造製品の表面や溶接後の表面の出っ張り(バリ)を除去する作業です。
グラインダーなどでバリを削り取る3Kの代表的な作業ですので、ロボットが活躍する適用です。

アーク溶接

アーク溶接

「アーク溶接」はアーク放電を利用した、金属材料を接合する溶接方法で、機械・金属産業、自動車産業で多く行われている作業です。ロボットとアーク溶接機を使って材料を溶融しつつ接合します。